04





 声が聞こえる。

 誰かに呼びかけるような声。聞いたことのない声。

 鼓膜ではなく、頭の中へ、心の奥へと直接響いてくる声。

 

 ――あなたは、誰なの?

 

 ――なんで私に話しかけてくるの?

 

 何も映さない闇の中へと誰何の声を投げ掛けたが、声はそれに答えようとせず、自分の

意思だけを伝えてきた。

 相手の姿は見えない。闇の中から声だけが響いていた。

 平坦で静かな印象の声。自分と同世代くらいの少年の声。

 

 ――あなたは、誰?

 

 闇だけが広がる空間に、もう一度声を投げ掛けた。

 それがきっかけとなり、今まで聞こえてきた声がぴたりと止む。暗黒と静寂が満ちる空間

で数瞬の時が流れ、そして。

 

 

 

 『俺は――――』

 

 

 

 闇は、そこで弾けた。

 

 

 

 

 

「ん…………」

 周囲から聞こえてくるざわつきに、村崎薫(女子15番)は意識を覚醒させてゆっくりと目

を開いた。まず目に入ってきたのは静海中学の制服である白いワイシャツとセーラー服。

薫はてっきり居眠りをしてしまったのかと思い慌てて辺りを見回したが、すぐにそれが勘

違いであるということを気付かされる。

 

 結論から言ってしまえば、薫たちがいるこの場所は先程まで自分たちがいた静海中学

校の教室ではなかった。落書きだらけの壁や手入れの行き届いていない黒板は跡形も

なく消え失せ、その代わりに見覚えのない体育館の内装が広がっていた。木の板が張り

巡らされた床、左右の壁に設置されたバスケットのリング。両脇に階段があるステージと、

その前に置かれている大きなホワイトボード。大きさなどの細かい部分は違えど、薫が

慣れ親しんだ静海中学校の体育館とよく似た造りをしていた。

 

 奇妙なことに、体育館の窓は全て鉄板で封鎖されていた。天井にあるライトが付いてい

るから薄暗いといった問題はないのだが、それにしたって何で窓を全て塞ぐ必要がある

のだろうか。薫は背中から這い上がってくる得体の知れない不気味さに体を震わせた。

 意識は取り戻したが、長時間床で横になっていたせいか身体はまだダルい。長時間寝

てしまったときの倦怠感に似ているが、いつの間に寝てしまったのか自分でも思い出せな

かった。

 

「あれ……?」

 いや、そもそも自分は寝ようとしていたのだろうか。記憶の糸を辿ってみるが、自分が寝

ようとしていた姿が浮かんでこない。浮かんでくるのは四時間目の授業を終えて給食を食

べている光景だ。そこで道流と威が喧嘩になって、突然道流が床に倒れて……そこまで

は覚えているのだが、そこから先の場面が浮かんでこなかった。

 そもそも自分たちは教室に居たはずだ。それなのになんでこんな場所で、それも無造作

に放り投げられていなければいけないのだろう。釣り上げられたばかりの魚じゃあるまい

し。

 

 周りを見てみると、既に半分以上のクラスメイトは目を覚ましているようだった。みんな

不思議さと不安さが入り混じった表情を浮かべ、普段仲の良い友人たちと様々なことを

喋っている。

「お、やっと起きたみてえだな」

 薫のすぐ近くにいた渡良瀬道流(男子18番)がニヤリと笑い、彼の隣にいた黛真理(女

子13番)が薫のもとへ駆け寄ってくる。道流たちからそれほど離れていない場所で話し

をしていた夕村琉衣(女子18番)桐島潤(男子6番)も薫が起きたことに気付いたのか、

真理の後に続いて薫がいる場所のすぐ近くへとやってくる。

 

「ねえ、これって何かのドッキリ企画? いくら人気者の薫ちゃんだからって、こりゃあさす

がにスケール大きすぎだと思うんだけど」

「あんたねぇ……こんな状況で普通そんなジョーク言う?」

 真理は薫の発言に呆れ返っていた。潤もとりあえず笑ってごまかしているが、琉衣だけ

は本当に面白そうにくすくすと笑っている。

「とりあえずさぁ」

 道流はズボンから煙草を取り出し、口に咥えて火をつけた。道流の口元でオレンジ色の

火が点り、吐き出された煙が宙に舞い上がる。

「何でこんな目に遭ってんだか、誰か分かる奴ぁいねえの? 俺はあの馬鹿ぶん殴ろうと

したところで倒れちまったから、その後のことは全然覚えてねえんだよ」

 真理が何か言おうと口を開きかけ、しかしそれより早く潤の声が辺りに響いた。

「悪いけど……俺も道流くんが倒れたところ辺りまでしか覚えていないんだ。いきなり凄い

眠気に襲われて、起きたときにはもうこの場所にいたから……」

 他の者も潤と同じことを言うつもりだったのか、しばらく迷った様子を見せた後で小さく

頷いた。

 

「ねえ、雅弘くんたちなら何か覚えているんじゃないかな」

 薫は今ここ集まっていない鈴森雅弘(男子8番)の名を挙げた。雅弘や、あるいは春日

井洸(男子4番)茜ヶ崎恭子(女子1番)あたりならば教室で起こった不審にいち早く気

づき、意識を失わないように何らかの対処を取っていたかもしれない。

 しかし琉衣は首を振り、「残念ですが」と言って薫の言葉を否定した。

「鈴森くんたちも私たちと同じく、渡良瀬くんと真神野くんが喧嘩をしようとした場面から後

は一切覚えていないそうです。やはりこれは……」

 琉衣が眉根を寄せた瞬間、薫の背後から静かな声が発せられた。

 

「プログラム」

 

 その一言で場が静まり返った。プログラム――大東亜共和国では毎年行われる特別

なシステムのことだ。全国の中学三年生を対象として任意の五十クラスを選び、外界から

隔離した場所で実施されるクラスメイト同士の殺し合い。日頃親しんでいる友人たちの屍

を乗り越え、最後の一人となったものだけが生きて家に帰ることができるという史上最悪

の椅子取りゲームだ。

 

 こんな理不尽なシステムを国民が納得をするはずがないのだが(愛国者は除く)、この

大東亜共和国という国で政府のやり方に逆らう、異を唱えるということはほとんど死を意

味していた。運良く処刑を免れたとしても、本人やその家族は日の当たらない裏の世界で

の生活を余儀なくされてしまう。

 

 何の力もない国民たちは、若い命を無意味に散らす政府のやり方に反感を覚えながら

も反論することができなかった。プログラムの対象となるクラスも全国の中学校の数から

見ればごくわずかなこともあり、ほとんどの人間は『自分には関係のないこと』と思い、政

府のやり方を黙認していた。

 

 そしてそれは薫にも言えることだった。プログラムの存在を知ったときは中学三年生に

なるのが酷く恐ろしかったが、時が経つにつれて『そんな稀なことに自分が選ばれるはず

がない』と思うようになっていた。年間一県に一クラスが選ばれると考えても、当たる確立

は何百分の一というごくわずかなものだろう。たまにあそこの中学校のあのクラスが当た

ったんだって、というような話は聞くが、薫にとってそれは完全な他人事だった。親しい友

人がいれば別なんだろうけど、自分に関係のないクラスが選ばれても『可哀相に』ぐらい

にしか思わなかった。

 

 中学三年生になったばかりの時はわずかながらの懸念も抱いてはいたが、まさか自分

たちのクラスが選ばれるはずはない。そう信じていた。

 

 

 

 琴乃宮涼音(女子4番)の発したその一言は、薫が抱いていた不確かな希望を完全に

打ち砕いた。

「信じられないかもしれないけど、これは本当のことよ、薫」

「涼音ちゃん……ってあれ? 何で涼音ちゃんがここにいるの?」

 

 あまりに当然のように現れたから怪訝に思うのが遅れてしまったが、確か今日、涼音は

学校を休んでいたはずである。自分が直に目にしたわけではないが、彼女の双子の姉、

琴乃宮赤音からそう聞かされていた。この場所に連れてこられたのは給食のときにクラス

にいた人間だけだと思っていたので、涼音はここにいないものだと決め付けてしまってい

た。

 

「家にいたら政府の人たちがやって来て無理矢理連れてこられたのよ。だからだいたい

の事情も分かるわ」

 こんな状況下なのに涼音は相変わらずといった様子で、その顔には怯えも恐れも動揺

も一切含まれていない。割り切ってしまったかのような清々しささえ感じさせられる。

 無理矢理連れてこられた――つまり拉致されたということになる。プログラムは一クラス

を対象としているから全員参加が原則。学校を休んでいても例外にはならないらしい。

 

 ここで薫はあることに気づき、自分たちがいる体育館の中をぐるっと見回した。見るから

に不安そうな表情の生徒もいれば落ち着いているように見える生徒もいる。

 そんな中、一組の生徒たちの輪から外れたところで胡坐をかいて座っている男子生徒

の姿があった。男前ではあるがどこか粗暴そうな、荒々しい作りの顔立ちが刺々しい雰

囲気にマッチしている。髪を茶色に染めており、両耳にはピアスが付いている。学生服に

袖を通さず肩に掛けていて、誰に視線を向けるわけでもなく一目で不機嫌そうだと分かる

態度を取っていた。

 

 誰ともつるまずに一匹狼を貫いている不良生徒、刀堂武人(男子10番)だ。学校を休

んだ涼音が拉致されてここにいるということは、同じ日に学校を休んだ武人もここにいる

はずであると思ったのだ。

 

「刀堂くんも無理矢理連れてこられたのかな」

「本人から聞いちゃいねえが、涼音が言う分にはどうもそうみたいだぜ。抵抗したけどスタ

ンンガンくらって気絶させられた……だっけ?」

 涼音は「うん」と言って小さく頷いた。

「僕の家に来た金髪の男が、ここに来るまでの道中でそういうことを言っていた。みんなの

給食に睡眠薬を混ぜたという話も聞いたよ」

 その台詞で、潤がぎょっとしたように目を見開く。

「それ本当なの?」

「僕は給食を食べていないから何とも言えないよ。食べた潤くんたちが一番よく分かると

思うけど」

 

 涼音の言っていることが正しいとすれば、あのとき急激な眠気に襲われたのも全て説明

が付く。道流が急に倒れたのも、薫や他のクラスメイトたちが意識を失ってしまったのも、

全ては給食に混入された睡眠薬が原因だったのだ。

 

「涼音の言ってることは正しいだろうな。現にあの時クラスにいた全員が飯を食っていた

わけだし、俺らが意識を失ったのも飯を食べた直後だった。やっぱこれは――」

 その先の言葉を道流が言うより先に、真理が彼の声を遮って話に割り込んできた。

「ねえ、これって他の可能性は考えられないの? ほら、プログラムに見せかけた強盗

とか、テロリスト集団の仕業とかさ」

 いつもは強気な真理だが、今ばかりはその声もわずかに震えているように感じられる。

目の前に迫ったクラスメイト同士の殺し合いという最悪な現実――それが真理に大きな

恐怖を与えていた。

 

 しばしの静寂の後、涼音が人差し指で眼鏡を上げて「それはないわね」と、これ以上なく

きっぱりと言い放った。

「強盗やテロリストなら、私たちの首にこんな物を巻きつけたりはしないはずだから」

 涼音はそう言いながら自分の首を指差した。そこには鈍い輝きを放つ銀色の首輪が巻

かれていた。

 そこで初めて――というかようやく薫は首輪の存在に気付いた。恐る恐る自分の首に

手を伸ばしてみると、温かい肌の感触ではなく金属特有の無機質な冷たさが伝わってき

た。

 

「な、何よこれ。これじゃ私たち犬みたいじゃない!」

「犬ですか……あながち、外れているとも言えないですね」

「え?」

 あながち外れているとも言えない。琉衣のその言葉に薫は思わず声を漏らしていた。

「琉衣ちゃん、それってどういうことなの?」

「以前、お父様から聞いたことがあるんです。プログラムでは生徒の生存状況や現在位置

を把握するため、そして脱出防止のために生徒一人一人に首輪を付けると……」

 

 百貨店からレジャー施設まで幅広く経営を行っている夕村グループ会長の孫娘。それが

彼女、夕村琉衣だ。琉衣はその家柄から、政界や軍部の事情に詳しいという一面を持っ

ている。プログラムの事情を知っていたとしても、なんら不思議ではない。

 薫を含め、この場にいるメンバーは全員そのことを理解していた。琉衣が嘘をつくという

ことはまず有り得ない。彼女の発言には絶対の信憑性があるのだと。

 

 これがプログラムではないという要素を探せば探すほど、逆にプログラムだと決定付け

る要素が見つかってしまう。琉衣の発言を最後に、このメンバーの間での会話はすっかり

途絶えてしまった。

 

 みんな、受け入れてしまったのだろう。

 これは紛れもない”プログラム”なんだということを。

 自分たちはこれから、お互いに殺し合わなくてはいけないんだということを。

 認めなくなくても――認めるしかなかった。

 彼らの前にある現実は、それ一つだけしかないのだから。

 

 

 

 『もうすぐ担当教官が来る。静かにしておいたほうがいい』

 

 

 

「――――っ!?」

 薫はがばっ、と顔を上げた。

 道流、涼音、潤、真理、琉衣の顔を順々に見る。

「ねえ、今……誰か私に話しかけた?」

「……? いや、俺は何も言ってないけど」

「僕も」

「俺も何も言っていないよ。黛さんや夕村さんは?」

 潤が残りの二人に尋ねるが、真理も琉衣も同じように首を横に振って潤たちと同じこと

を口にした。

 

「嘘……絶対におかしいよ。確かに声が聞こえてきたのに……」

「聞き間違えじゃねえか? それか俺ら以外の誰かが呼んだとか」

「そうよ。そもそもあんたに用があれば名前を呼ぶはずだし」

 道流や真理の言い分ももっともだ。だがあれは聞き間違いなどではない。確かに――

確かに聞こえたのだ。 鼓膜ではなく、頭の中に直接響くような不思議な声が。

 

 そしてもう一つ不思議なことだが、薫は以前に一度、あの声を聞いているような気がし

た。聞き覚えのない声だし、声を聞いても誰だか思い出せないのだが……絶対にどこか

で聞いているはずなのだ。それもごく最近に。

 心の奥に響いてくるような、静かで透明感のある声。一度聞いたら絶対に忘れないよう

な声だ。聞き間違いなどではないことは確かなのだが。

 

「あの声、どこで…………」

 絶対に聞いたことがあるのに、そのときの記憶が不鮮明ではっきりとした輪郭を成して

いなかった。まるで夢の中での出来事のような、印象だけが残る感覚があった。

 薫の思考を遮るようにして、生徒たちの後ろにある体育館の扉が大きな音を立てて開

かれた。

 

 

 

「――よし、全員目を覚ましているな」

 それが、男の第一声だった。

 コツ、コツ、と革靴の音を響かせて、その男は悠然とした足取りでステージの前に立つ。

肩にかかるくらいの金髪でカチューシャをつけており、ブランド品のスーツを着崩していて

一見しただけではホストか若手のヤクザにしか見えない。見たところ二十代後半といった

風貌で、黒いサングラスをかけているためその表情ははっきりと見えなかった。

 

「主催者のご登場ってわけか」

 道流は不敵な笑いを浮かべ、短くなった煙草を体育館の床に押しつけて揉み消した。

最強と称されているが故の余裕なのか、プログラムに選ばれたという凄惨な現実の中で

も物怖じした様子は見られない。

 

「とりあえず、誰がお前を呼んだか呼んでないかの議論は後回しだ。今はあいつに注目

するほうが重要そうだしな」

「……うん、分かった」

 あの声の正体が何なのか。薫にとってそれはどうしても晴らしておきたい疑問だったが、

ここは道流の言葉に従うことにした。突然拉致されて見知らぬ場所に監禁されている今、

現状を把握するのは何よりも重要なことである。そしてあの男はこの出来事について深

い関わりを持っていると見て間違いないだろう。薫はひとまず先程の声のことを頭の中か

ら除外し、ステージの前に立つ男の言動に神経を集中することにした。

 

 表情こそ分からないものの、この金髪の男が只者ではないということを三年一組の生徒

たちは一瞬で悟り、そして理解していた。その男の纏う空気は明らかに一般人の”それ”

ではない。戦場の最前線で戦い抜いた兵士が持っているような、研ぎ澄まされた獰猛な

威圧感が彼にはあった。

 その男を前にして、一組の生徒は全員何も喋ろうとしない。薫も、涼音も、威も、そして

道流でさえも。全員がステージの前に立つ男に目を奪われている。

 

「くっくっく……そう気を張るな。別に貴様らを取って食おうとは思っていない。気を張るの

も気を抜くのも適度にしておくのが一番だ。どちからに傾いているとろくなことにならん。

――っと、自己紹介が遅れたな。俺の名は三千院零司(さんぜんいん れいじ)。今この

瞬間から貴様らの新しい担任になった者だ。親しみを込めてレイジ様、とでも呼んでくれ」

 名乗りを上げつつ、彼は何も書かれていないホワイトボードに黒いペンで自分の名前を

書き始めた。大きく書かれたその字を見て、薫は見た目もそうなら名前もホストっぽいな、

と思った。零司はともかく、三千院というのは偽名だろうか。まあそれはともかく、自分を

レイジ様と呼べ、だなんて何様のつもりだろう。だいたい、こんなことをした相手に親しみ

を持てるわけがない。

 

 零司はサングラスを外し、肉食獣のような獰猛な視線で薫たちのことを見つめた。まる

で値踏みでもしているかのようにじっくりと、そして丹念に。

 生徒たちの顔を一通り見つめると、零司は外していたサングラスを再びかけてパチン、

と指を鳴らした。

 

 それが合図となり、零司が入ってきた扉から迷彩服姿の男たちが五人ほど入ってきた。

そのうちの二人は黒いデイパックが高々と積まれたカートを押している。五人全員が肩か

らアサルトライフルを提げており、体育館内の重苦しい雰囲気をより強いものにしていた。

 

「あれは……専守防衛軍の兵士たちですね」

 薫のすぐ横で琉衣が小さく呟いた。彼らが本物の兵士だとすれば、あのアサルトライフ

ルも本物だということになる。隙を見て逃げ出せないだろうかと薫は考えていたが、銃器

を持った人間が五人(零司が持っていれば六人だ)もいるとそれをやるのはただの自殺

行為だろう。

 

「これで準備は整ったな」

 零司は両手をポケットに突っ込んで「くっくっくっ」と肩を揺らしながら笑い、次に両手を横

に、ばっ、と大きく広げ、まるでスポットライトを浴びている役者のように堂々と、そして高

らかに言い放った。

 

 

 

「――貴様らにはこれから、殺し合いをしてもらう」

 

 

 

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