あとがき





 本作をここまで読んでくださった皆さん、長い間お付き合いいただきどうもありがとうございました。

 書き始めたばかりの頃は「一周年までに終われば上出来」と思っていましたが、皆さんご存知の

 ように一周年なんてとっくに過ぎています。オリバトを書くのって大変だと実感しました(苦笑)

 

 LoveDestroyもこうして無事完結したわけですが、俺が今ここでこうしていられるのはオリバト界に

 いる皆さんのおかげです。

 と言うのも、俺は最初オリバト作者になる予定はありませんでした。それまでオフでちまちまと小説

 を書いてはいましたが、とても人に見せられるようなものではなかったので。あとHP作成について

 完全に諦めていたり。

 

 そんな俺が作者になれたのは、「夜空さんの書いたものが読んでみたい」と言ってくださった方たち

 がいるからこそです。完全に諦めていた俺に「できる限りやってみよう」という気持ちが生まれ、

 四苦八苦しながら何とかこのサイトが完成し、今では多くの方々が読んでくださるようになりました。

 皆さんがいなければ、こうしてあとがきを書いているなんてことはなかったでしょう。本当にありがた

 く思っています。

 

 Love&Destroyはジェノサイダーが主人公という、一風変わった設定になっています。

 サイトを開設する前、俺には武器と呼べるようなものがありませんでした。優れた文章力を持って

 いるわけでもない、綺麗な絵が描けるわけでもない。なら、どうやってみんなの目を引かせれば

 いい?

 

 俺が出した答えは、今までに見たことのない、またはあまりないようなアイデアで勝負する、という

 ものです。主人公がジェノサイダーだったり、毒ガス弾や終盤戦での呼びかけなどもそこから思い

 つきました。

 あとは単純な理由で、主人公よりもジェノが目立つからジェノを主人公にしよう、と思ったからです。

 しかしこれは山田太郎のおかげで微妙な結果になってしまいました(笑)

 

 山田太郎……彼の存在もこのサイトにとって大きなものとなっています。正直言ってあそこまで人

 気が出るとは思いませんでした。書いた本人がびっくりです。

 太郎の脱落時期についてはいろいろと言われていますが、あれは最初から決まっていたことなの

 で変更しないでいきました。俺の中では太郎=前半のボス、刹那=後半のボスという感じになって

 いたので。

 

 悠介は主人公としてちょっと頼りない奴ですが、試合終了後の話で彼の成長を感じていただけたら

 幸いです。大切な人を亡くして、それでも絶望せずに前へ進んで行く。悠介の物語はあの後もまだ

 まだ続きますが、その後の彼がどうなるかは、各々のご想像にお任せします。

 

 オリバトを書いていて、一人の人間としてとても成長できたのではないかと感じています。

 作品を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。皆さんに最大級の感謝を。

 

 2005年 4月29日 Doomsday管理人:夜空

 

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