2005年度夏季OBRオフレポ・後編





 メンバー中、一番多くの睡眠時間を取った俺は8時くらいに起床。それとほぼ同時にTAKE

さんも起床。で、隣のベッドを見てみると若丸さんがぐっすりと熟睡中。ドリー夢空間を超える

超ドリー夢空間、その真っ只中にいることに今更気がつく寝起きの俺。女性陣から羨ましが

られそうです。

 

 そんでもって各自、身支度を開始します。着替えが済んでコンビニに朝食を買いに行って、

みかどさん、青谷さん、かのう先輩が寝ている部屋の様子を見に行ったりしました。みかど

さんたちは案の定まだ寝てました。前日に「25時間寝ていません」と言っていた青谷さんは

頭までベッドの中で、髪の毛しか見えないという状態。パッと見、なんか黒い草が生えている

ようにも見えます。

 

 これを若丸さんとTAKEさんに行ったところ、「撮ってこよう♪」とデジカメ片手にニコニコ顔

で部屋を出て行く若丸さん。ドラえもんの道具を借りて部屋から出て行くのび太と姿がかぶっ

たのは多分気のせい。

 そして見事にみかどさんたちの寝顔を激写(盗撮)してきた若丸さん。朝からなんてアグレ

ッシブな人なんだ(笑)

 なんやかんやあってテレビの前にいるのが俺ひとりになり、何か面白い番組はやってない

かなー、と適当にチャンネルを回します。

 

 そして画面から流れる「マーックースハァート!」という音。

 

 

 プ、プリキュアだあああああ!!

 

 

 大きいお友達にも大人気のアニメが始まりました。俺一人なら見るところですが、若丸さん

やTAKEさんがいる中では恥ずかしくて見れたもんじゃありません。そんなわけで、政治の

ニュースを放送しているチャンネルに合わせ、男三人で日本のこれからとか郵政民営化に

ついて話し合ったり……しませんでした。

 

 

 

 他のメンバーも続々と起き始め、チェックアウトの時間を延ばせるらしい4階の男部屋に

集合し始めます。フュウさんから「夜空さんプリキュア見なかったんですか?」と聞かれて、

「いや、とても見れる雰囲気じゃなかったんで(苦笑)」と答えたら若丸さんが、

 

「見てもよかったのに」と一言。

 

 うん、いや……でも遠慮させていただきます。

 

 そしてガッシュを見忘れたことに今さら気付く俺。もうファウード編入ってるよね?

 メンバーが全員集まったところで再びトークタイムに。ここでの会話はオリバトのことよりも

雑談メインだった気がします。まだ昼間だってのにエロ方向のトークに突入したりもしました。

 印象深かったのが『バトルドライアル』の話。サザエさんとかドラえもんのキャラでバトロワ

をしているサイトさんがあるらしいんですが、意外なキャラがやる気になっていて、聞いていて

爆笑していました。

 あとは漫画関係のことで話をしていましたね。場が盛り上がったのはテニスの王子さまの

話になったとき。一人ダブルスとか指が六本とか田仁志くんとか。

 

 田仁志くんとはテニスの王子さまに出てきた沖縄の比嘉中の選手の一人。トップバッター

として登場した彼は主人公と対戦しました。ぽっちゃり体型+パワーファイターという見掛け

倒しオーラを纏っていたのにも関わらず、主人公をギリギリのところまで追い込むという異例

の活躍を見せたキャラ。今年の甲子園で言う清峰とか宇部商みたいな感じです。

 

 追い詰められたら「ふがあああああ!」と雄叫びを上げ、ボールを打つときには「ふごーっ」

と気合を入れ、ドライブAを打ち返したときには「ぬぅがうりぃや」と謎の呪文を口にし、必殺技

のビッグバンを打つときには「はいでぇービッグバン!」と叫ぶナイスガイ。主人公に負けた

後に「比嘉中の恐ろしさはこれからだばぁ」と、もはや何語か分からない捨て台詞を口にしま

したが、その後比嘉中は全敗。別の意味での恐ろしさを見せてくれました。

 

 全試合を振り返ってみてみると、一番活躍したのは田仁志くんです。ちなみに彼の下の名

前は慧。名前だけ見れば立派なジェノサイダーです。赤松が強くなればあんな感じになるの

ではないでしょうか。

 田仁志くんのようなキャラがオリバトに登場すれば凄まじいキャラ立ちを発揮するだろうな

と考えていましたが、あそこまでのキャラを書くのは無理なような気がします。

 

 

 

 正午くらいになったところで、昨夜出来なかったイベントショーが開催されました。これを読

まれている大多数の方はもう俺が何をやったのか予想がついているかと思いますが、紹介

しないとビッグバンが飛んできそうなのでちゃんと紹介します。

 イベントのプログラム(殺し合いじゃないよ)は以下の通りです。

 

1.綾小路セロニアス時貞さんによるワンナイトカーニバル

2.俺のキューティーハニーダンスリミックス(05年バージョンとも言う)

3.青谷さんのオリバト作家侍

4.TAKEさんの……。

 

 一番手はみか――綾小路セロニアス時貞さん。体の奥底に溜まっているであろう疲れを

微塵も見せることなく、鞄の中から取り出したカツラを頭にセット。しかし事あるごとに使って

いたらしく、カツラも寿命間近だったのかリーゼントが崩れてサザエさんヘアーになっていま

した。ヘアスプレーを使って応急処置していましたが、完全なるリーゼントには戻らず、仕方

なくそのままダンスをすることに。

 青谷さんがBGMをセットし、部屋に流れ始めるワンナイトカーニバル。そして踊り、歌い

出すみかどさん。皆さんカメラで撮るなどして、部屋の中がアイドルのコンサート会場のよう

な雰囲気に早代わり。

 

 ダンスが終了し、拍手喝さいを浴びるみかどさん。そして俺に掛けられる声。部屋の奥で

縮こまりながら何とかやり過ごそうとしていましたが、やはり無理なようでした。

 皆さんの期待に応えるべく、ステージ(?)へと上がる俺。例の音楽が流れ始めて緊張は

ピークに達します。

 

 大丈夫、焦るな俺。この時のためにTSUTAYAでCDを借りて家族が寝静まった夜中の2

時過ぎにダンスの練習をしてきたんじゃないか!

 蘇るパセラ渋谷店での初舞台、真夜中の厳しい(嘘)練習風景……。

 

 ――Doomsday、夜空、行きます!

 

 

 

 〜数分後( ´Д`)y-~~ 〜

 

 

 

 

 

 や、やってしまった……_| ̄|○

 

 

 

 いくら場の勢いとはいえ、要望に応えてM字開脚はやりすぎた。

 ああ、ゴメンよ母さん。あなたの息子はお盆に墓参りにも行かず東京でM字開脚をしてい

るよ。

 

 他にも鎖骨を見せたりとか、グラビアアイドルがするようなポーズとか、投げキッスとか、

知り合いに見られたら地元を歩けなくなるようなことをやってしまった俺。

 踊った直後は「エロリストだ!」とか「よぞリン・オブ・ジョイトイだね」とか、素直に喜べない

お褒めの言葉をいただきました。去年は小僧で今年はよぞリン。オフ会に参加するたびに

称号が増えている気が。

 

 ――19歳の夏、何かがふっ切れたような気がします。

 

 続いては浴衣を着た青谷さんが傘を手に持ち、舞台に立ちます。そして流れるギター侍の

音楽。そう、青谷さんはオリバト作家をバッサバッサと斬り捨てるオリバト侍だったのです!

 上手いこと斬るなぁ、と感心しながら見ていたら突然俺にも突きつけられる刀の切っ先。

そう、俺もバッサリと斬られてしまいました。袈裟斬りで。

 

 青谷さんの鋭い一撃を受けてしまいましたが、なんとか踏みとどまってTAKEさんが何を

するのかに注目します。

 みんなの前に立ち、ポケットに手を突っ込んでやや斜めに顔を俯かせるTAKEさん。そして

流れる、聞き覚えのあるBGM。

 

 

 

TAKEさん「――TAKEです」





ヒロシだ(;゚Д゚)





 そう、TAKEさんの余興とは皆さん御存知、元ホスト芸人のネタをやることだったのです。

これがまた本家に勝るとも劣らない絶妙なキレを誇っていて、一同の笑いを誘いました。

 さすがTAKEさん。そこにシビれる憧れるぅ!

 

 

 

 余興が終わった後くらいで、選択肢を選んでいって俺を調教、M度を上げるゲームなんて

どうだろう、みたいな話になりました。いくらこんな世の中でもそんな危ないゲームは絶対に

発売されないんじゃないかと。ていうか誰が買うんだそんなもの(笑)

 チェックアウトの時間が近付き、ここでかのう先輩が退場となりました。この後でテニスを

やりに行かれるそうです。凄いなぁ。俺は得意なスポーツなんて水泳くらいしか。それもここ

五、六年は泳いでいないし……。

 

 部屋から出て行くかのう先輩を見送ったメンバーは荷物をまとめてチェックアウトを済ませ

ます。次に行く場所は明確には決まっていませんでしたが、東京駅に行きやすいように上野

にしようということになり、上野まで行くことになりました。

 地下鉄のホームへ向う途中で華矢子さんとはお別れです。華矢子さんとは結構会話をし

たので、また会えたらいいなあ。一日目でキャッチセールスを追い払ってくださってありがと

うございました(笑)

 

 再び上野に乗り込むメンバーたち。個室がある&食べ物がある&クーラーがある、の理

由でカラオケに行くことになりました。人を殺せる8月の東京の日差しの中で気ぐるみを着て

客引きをやっている人を発見。あれはもう処刑に近いのでは?

 カラオケに入り、最初にフュウさんが歌うことになりました。曲は何の因果かキューティー

ハニー。この辺りでふっ切れていた俺は曲に合わせて踊ります。羞恥心はどこへやら。

 日記にも何度か書かれていただけあって、フュウさんはとても歌が上手でした。鬼束ちひろ

からプリキュアまで、声の幅が広くてビックリ。他の皆さんも歌が上手で、カラオケというか、

歌うことに少しトラウマがある俺はかなり引け腰。

 

 しかしせっかくカラオケに来ているので何も歌わないのはダメだろうと覚悟を決め、俺も

マイクを手に取り数曲歌いました。サバイバルは好きな曲なのに歌いにくい(苦笑)

 次は何歌おうかな、と曲を選んでいる俺の横で番号を入力する若丸さん。そして画面に表

示される『きよしのズンドコ節』の文字。

 

 

 

 

 

 わ、若丸さん!?(゚Д゚;)

 

 

 

 

 

 場を盛り上げようとしたのか本気で歌いたかったのか定かではありませんが、これ程まで

に相性のいいものは最近、滅多に目にしていませんでした。歌っているときも思いましたが、

ほんと曲と合いすぎです(笑) 俺なんかエキセントリック少年ボーイを歌っている最中にフロ

ントから電話がかかってきて非常に恥ずかしい状態に陥ったというのに(苦笑)

 

 カラオケの途中でTAKEさん、バロックさんとはお別れです。お疲れ様でした!

 

 

 

 そして時刻は夕方。俺やフュウさんは新幹線の問題があるため、解散式もかねて東京駅

へと向かいます。そこで乗った電車が、みかどさんの家へ行くのに非常に都合が良いとの

ことで、みかどさんとは電車の中でお別れという形に。お疲れ様です。家に帰ったらゆっくり

と休んでくださいね。

 

 東京駅に着いた俺たちはフュウさんのお土産探しで東京駅の中を歩き回ります。俺もお小

遣いをくれた祖母にお土産を買わなくてはいけないので、どんなものがいいかな、とお土産

コーナーに目を光らせます。何が良いか分からなかったので、クッキーとかパイが入った物

を買いました。

 

 新幹線ホーム近くの場所に集まり、無事にオフ会が終わったことに感謝&お別れの言葉

を言うメンバーたち。青谷さん、若丸さん、フュウさん、小林さんに手を振りながら、俺は上越

新幹線に乗るためにその場を去っていきました。

 

 

 

 

 

 オフ会中にもらったTAKEさんの五作目の同人誌を読んだり、眠くなったので寝たりとして

いるうちに地元、新潟に到着。雨が降ったり止んだりしているのは相変わらずなようで、故郷

の湿度は半端じゃなかったです。つーか東京より居心地悪いよ、この天気。

 家に帰って何もお土産を買ってこなかったことに対し妹&弟に怒られ、風呂上りに鏡の前

でベレッタ(M92とクーガー)を両手にポーズを取り、軽くパソコンをやって就寝。

 

 そんなわけで、笑いあり涙あり(?)のオフ会は無事終了となりました。長くなりましたが、

このオフレポもこれにて終了させていただきます。

 このオフ会に参加してくださった皆さんに最大級の感謝を。改めて、お疲れ様でした。




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